卒業式特設サイト 立命館大学号外ジェネレーター
読売新聞社様/学校法人立命館様からのご依頼で、2020年度の立命館大学卒業式の企画の一つとして、卒業記念オリジナルの「号外」が作成できる特設サイト及びジェネレートシステムの開発を行いました。
直接会えないあの人に「卒業しました!」や「感謝の言葉」を届ける特設サイト
コロナ禍のため、卒業式には卒業生本人のみの参加となりました。そこで、参加が叶わなかったご家族や後輩、遠くにいる友人やお世話になった人に「卒業しました!」を届けられる特設サイトです。
卒業生が母校と号外らしさを感じられるデザイン
新聞の「号外らしさ」と「卒業」のどちらも感じられる、シンプルで迷わせないサイトデザインです。立命館のスクールカラーである、エンジ色をメインに、新聞らしい見出しのデザイン、ミニマルなアイコンの配置でメリハリよく、情報をわかりやすく伝えます。
ジェネレートされたオリジナル号外は、新聞の号外らしい、「縦書き」にこだわりました。実装はcanvas2Dを利用し、ユーザーが入力したテキストが縦書きになるように、カギカッコ(『』)や伸ばし棒(ー)などの記号を含めて一文字ずつ、文字の大きさを計って適切な位置に縦書きが配置されるよう制御しています。また、ユーザーの入力文字数が多くなった際には、文字の縦横幅の変形をさせ、新聞の見出しらしい表現になるようにしています。
ユーザーの入力ストレスを軽減し投稿完了に導く工夫
号外生成に必要なフォームへの入力内容は画像やテキストなど5つの項目が必須になります。入力した内容に不備があった際はエラーの箇所にスクロールし、エラー原因を表示して、修正手間を少なく、なるべく入力フォームで離脱させない工夫をしました。
学生を守る、リスク回避のための承認フローシステムを導入
オリジナル号外は、ユーザーが入力フォームへ必要事項を入力後、事務局を介し、承認された後に号外のURLがユーザーに発行されます。この事務局を通す仕組みは、学生が安心して卒業記念の企画に参加できるように設けました。管理画面を用意し、事務局側から、悪意のある書き込みや肖像権侵害につながる投稿を未然に防ぎます。
クライアント:学校法人立命館
エージェント:読売新聞大阪本社
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