2Dゲーム「リムル・ジャンプ ユニークスキル跳躍者(ハネルモノ)」を制作
アプリ不要で手軽に遊べるミニゲーム「リムル・ジャンプ ユニークスキル跳躍者(ハネルモノ)」を制作いたしました。
「転生したらスライムだった件」ポータルサイト上で、画面をタッチして洞窟内に落ちた主人公リムルをジャンプさせて、洞窟から出ることを目指し、上へ跳んでいくシンプルなゲームです。直感的に遊べ、さらに何度もリプレイしたくなるデザインと演出、ストレスのない操作感を大事にしました。
転スラらしい世界観と繰り返し遊びたくなる没入感
今回のミニゲームはブラウザ画面でプレイ可能な2Dゲームです。
装飾は少なく、ミニマルでありながら配色や質感にこだわり、絵本のような親しみやすさと奥行きを感じさせる世界観を目指しました。
ゲーム開始時は操作に慣れるため繰り返し遊ぶ想定をしています。操作はシンプルに、フリックと2つのボタンのみ。また、明快で視認性の高いボタンやテキストのUIデザインでストレスを感じさせないように心がけました。
さらにリプレイ時も、単純にスタート画面に戻るのではなく、前回プレイ時と繋がりを感じさせるアニメーション演出で途切れることのない没入感をつくりだしています。
獲得するとポイントが増える「魔鉱石」、触れると即ゲームオーバーとなる「シオンの手料理」といった、ファンが楽しめるアイテムも登場します。また、ゲームのルートはプレイごとにランダムで変化するので飽きさせません。
直感的で軽快な操作感とこだわりのキャラクター演出
2Dゲームでありながら、WebGLを利用し、多くの端末で軽快な動作や細かいキャラクター演出の数々を実現させました。
主人公リムルのジャンプの動き、カメラワークは特に注力したポイントです。
リムルの着地した位置にそのままカメラを合わせるのではなく、リムルの着地した位置に応じてカメラスピードを調整することで柔らかい動きを実現。また、ジャンプ方向に合わせてリムルの向きを変える演出や、壁にあたったときの揺れ、着地など、シーンに合わせた演出の数々にご注目ください。
サウンド演出にもこだわりました。
例えばゲーム中に登場するアイテム「ブラックスパイダー」を獲得し、粘糸を使うシーンのサウンド演出は1期のアニメ1話のボイスを活用しています。
あらゆる端末に対応したUI設計とシェアURLを活用したリッチなSNSシェア機能
メインのゲーム領域を保ち、スコアや獲得アイテムなど必要な要素を画面に表示させる際、スクロールが発生しないように各要素が収まる実装を行い、どのような端末でも同じUIが再現できるように設計しました。
また、ゲームクリア、ゲームオーバー後は獲得したスコアを画像としてSNSにシェアが可能です!
Twitter上では、繰り返しプレイしてクリアまでやり込む方が多数いらっしゃいました!
何か昨日よりジャンプ力が上がってる!
これで洞窟後の詰みが少なくなったからもっと楽しくなってきたーー!!https://t.co/FD6nyjxWhA #転スラ— なな (@494tHIZIIyeJom4) November 9, 2020
ゲームクリア時の演出は1期のアニメ第1話をイメージしています。
ぜひクリアして確かめてみてください♪
雲をのぼるリムルが!
洞窟を出た先に広がる空…どこまで上れるんでしょうか。
ミニゲーム「リムル・ジャンプ ユニークスキル跳躍者(ハネルモノ)」
© 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会