TENSURA MOVIE
「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」公式サイト制作
- CREDIT
- Producer
- 岡村雅宏
- Planner / Director
- 井上晴菜
- Art Director
- 黒図大輔
- Designer
- 諸岡美由起
- Frontend Engineer
- 中村翔太
「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」の公式サイトを制作いたしました。
戦いを予感させるドラマティックな世界観。
劇場版のメインキャラクターであるベニマルとヒイロを連想させる”炎”をモチーフとした世界観を表現しました。これまで制作を担当した『転生したらスライムだった件』ポータルサイトなどをはじめとする、青をキーカラーにしたポップなイメージとはまた違う、深みと物語を感じられるサイトデザインを目指しました。
リアリティのある火の粉の演出でさらに盛り上がりを。
炎の舞うキービジュアルからスクロールをすると背景には火の粉が舞う「Introduction」へ。ストーリーの幕開けを感じられます。
こちらの演出はリアルな炎の映像を参考に制作しています。ただ上に舞い上がる火の粉の表現だと蛍の光のような柔らかい印象になってしまうため、荒々しさを感じられるように調整。速度や向き、火の粉のバリエーションにこだわり、風で舞い上がる勢いのある火の粉を目指しWebGLで実装を行いました。また、炎の淡い色合いを表現するために、ブラー効果を全体的に施すことでより臨場感のある炎を再現しました。
他にも、火の粉の演出と共に見出し文字が表示される際の演出や、映画の場面写表示時の波立つ歪みなど細かな演出を組み合わせて奥行きのある臨場感をつくりあげました。
キャラクターを次々見たくなる軽快な操作と設計。
キャラクター紹介コンテンツ「Character」は2つの点を工夫して、キャラクターを続けて見たくなる設計としました。
1つ目は、キャラクターが自然と目に入る工夫です。
キャラクターのサムネイルが並んだカルーセルメニューでキャラクターを選択すると、メニューの左右に並ぶキャラクターが、紹介画面の背景としても、左右に大きく表示されます。
2つ目は、心地よい切り替え演出です。カルーセルメニューをクリックすると滑らかにスライドし、スピード感のあるキャラクター切り替え演出としました。
このコンテンツの開発では、同一のキャラクター画像データを、カルーセルメニューのサムネイル画像とキャラクター紹介の背景画像の両方に使用することで、シームレスな切り替えが可能となり、ユーザーにストレスを与えない軽快な操作を実現しました。
「劇場版 転生したらスライムだった件 紅蓮の絆編」公式サイトは、劇場版の世界観を冒頭からキービジュアルで印象づけ、炎の演出で盛り上がりを与え、最後には余韻が残るサイト設計で劇場版への期待感を高めるようにしました。
これまでのポップな世界観とはまた違う印象の、劇場版公式サイトをぜひ、ご覧ください!
© 川上泰樹・伏瀬・講談社/転スラ製作委員会